純の商品名を「三年熟成　純」から「桶仕込濃口　純」に変更します

二土用三年熟成・・・二回の夏を経過し、三年目を迎えた物。一回目の夏を越すと発酵が完了し、醤油としての風味が出来上がる。二回目の夏を越すと、色が濃さを増し、風味に深みが出て、塩辛さとの調和の優れた醤油になる。三回目の夏は越すと色が黒っぽくなり風味も落ちてくる。ということで、当社の最も良い醸造状態にある濃口醤油を表す言葉として「二土用三年」を使用してきた。但し、これは当社の醸造した醤油のことで、生産設備によっては6ヶ月間で最も優れたものができる会社もあり、一年が良い会社もあり、醸造期間による優劣は様々。

このたびの変更、当社の醤油造りには何も変わりはありません。「二土用三年（２４〜３６ヶ月間）醗酵、熟成させた」という表現を改め、「２４ヶ月間熟成させた」と表記し、商品名を「桶仕込濃口　純」に変更させていただきます。ラベルデザインには変更はなく、文言のみの変更になります。
このたびの定められた公正競争規約により、二土用三年の表記ができなくなること、また、２４〜３６ヶ月間という表現ができなくなることにより変更するものです。

「桶仕込」は、現在でも約１０００もの木桶が残る全国有数の醤油産地、小豆島の醤油造りの特色を表す名称です。